【自営業】失敗しない起業に必要なことは慎重さ!成功率を上げる要素は?

自身の会社や、自営業するお店を起業するのに、成功することに疑わない自信がありますか?

それとも、失敗する不安を感じながら、チャレンジしようとしていますか?

こばやし

十分な知識と経験があるなら、失敗しない起業に必要なことは慎重さです

私は現在、美容室を営んでいます。

副業で始めたブログやYouTubeでの成功経験から、現在はweb集客のサポートも始めました

私の美容室は、順調に事業継続できていますが、ナゼか私よりも美容師として上手だった友人や同僚は独立開業したのち、半分以上が閉店してしまいました

えみ

どうして上手だった美容師の友人たちは、閉店せざる得なかったのでしょうか…

私と、閉店せざる得なかった友人との差は「慎重さ」だと思っています

本記事では、なぜ起業するのに慎重さが大切なのか解説します

こばやし

ここに十分な知識と経験があるのに、事業が上手くいかなくなる理由も解説します

目次

【自営業】失敗しない起業に必要なことは慎重さ!

起業することは、新しいビジネスを始めることです。

事業計画を決め、必要な資金を用意するために資金調達をし、事業を回せるスキルを持った人材確保をしていかなければなりません。

ほとんどの人は起業を経験することは少ないですし、一生に1度のチャンスと考えてしまう人も多いでしょう。

そのため、「行動力」や「決断力」も必要になってきます。

こばやし

しかし、最も大切なのは慎重さです

起業される方の多くは前向きで、大きな夢を持っていると思いまが、それだけだと危険です。

むしろ、失敗した時の想定もするべきなのではないでしょうか?

成功への道は、大胆なアイデアと行動力だけでなく、慎重な計画とリスク管理によってもたらされます

私と、閉店せざる得なかった友人たちの例を交えつつ解説していきますね

起業に失敗した友人の原因は、自信?

閉店せざる得なかった友人たちは、美容師としての能力が高かく自信を持っていました。

しかし、この自信が落とし穴となりました。

こばやし

結論を言えば、お金をたくさん使う戦略をしてしまったことが原因です

多くの起業家は、自分のスキルやビジョンに自信を持っています。

しかし、それが過信につながり、経済的なリスクを見落とすことがあります。

友人たちは、駅前の一等地に広い店舗を構え、内装にもこだわり、交流のあった腕のいいスタッフを集めて、開店させた人が多かったのです

こばやし

一生に一度の大きなチャンスと考え、最高のスタートを切りたいという気持ちは理解できます。

しかし、その結果、家賃、改装費、人件費といった固定費が膨らみ、経済的な負担が増大しました。

えみ

起業する時はみなさん、失敗する事を想定してない人が多いですよね

特に、自分の能力に自信がある場合、収入が減るどころか、働いているにも関わらずお金が減っていく状況を想像しづらいものです。

収益が少なくなることは想像できても、働いてお金が減るなんて…と思いますよね

少なくとも、一生懸命働いたのに、収入がマイナスになるなんて、想像しません

しかし、ビジネスでは、このような状況がしばしば発生します。

それが想像できなかったので、閉店を余儀なくされました

特に、家賃や光熱費などのランニングコストは、予想以上に高くなることがあります。

店舗の家賃などは想像しやすい金額ですが、光熱費は店舗の構造によって変わったりたりするので想像がつきにくい面があります

まして、過剰に広いスペースがあると、無駄な経費がかさみます。

スタッフを減らすことは可能ですが、それによって生産性が低下し、何も生産性のない空間が増えていきますので、さらなる経済的な損失を招くことになります。

このように、自信過剰は起業家にとって大きなリスクとなり得ます。

慎重な計画とリスク管理の欠如が、結果的に高い維持費用という形で彼らを苦しめました。

起業は前向きな姿勢が必要ですが、それと同時に現実的な経済的計画と慎重なリスク評価も欠かせません。

自営業や起業に失敗する人の性格や特徴をまとめた記事も書きましたよ

成功を目指すだけでなく、慎重に「失敗を避ける」ことに焦点を

起業においては、「成功する」ことを目指すだけでなく、「失敗しない」ことにも重点を置くことが重要です。

起業は不確実性が高く、多くのリスクが伴います。

こばやし

特に初期段階では、過度なリスクを避け、安定した基盤を築くことが成功への鍵となります。

私は、徹底的にランニングコストのコストカットと、競合を避けることに徹した戦略を立てました

私自身の美容師としてのスキルはある程度自信がありましたが、過剰な自信は持たずに、慎重な計画を立てました。

「美容の世界は5年ひと昔」と言われるほど変化が激しいため、競合する人やお店がある人気のエリアで、長期間にわたり勝ち抜き、営業を続けられるかは未知数でした

そこで、私は「絶対に失敗しない」という決意のもと、最低限売り上げられる予測と、維持費を抑える戦略を選び、リスクを最小限に抑えることに注力しました。

競合を避けたり、競合が同じことを出来ない様な参入障壁を考たりするのも方法の1つです

こばやし

このアプローチは、結果的に事業の継続につながりました。

美容室は「そもそも初期投資がかかってしまう自営業」
「維持費は抑えることも可能」という特徴があります

私は、徹底的に維持費を抑えられるような初期投資をしようと思いました。

(少々初期投資がかさんでしまったのは、反省点です)

そのための、慎重なリサーチ、準備は慎重に進めました

それでも、想定外の改装費や、金融機関の金利や手数料・保証料、想定してなかった経費などが重く感じました。

また、想定外の東日本大震災、コロナの流行もあり順風万風ではありませんでしたが経営を続けています

こばやし

起業においては、大きな夢や目標を追い求めることも大切ですが、同時に現実的なリスク評価と慎重な計画のバランスを保つことが不可欠です。

成功への道は、単に目標に向かって進む勇気だけではなく、可能な失敗を予測し、それらを避けるための戦略を練ることにもあります。

長期的な成功と持続可能な成長を実現するためには、このようなバランスが重要です

起業の「チャンスを1回しかない」と思ってはいけない

起業において、「チャンスは1回きり」という考え方を避けることが重要です。

多くの人がこの誤解に囚われがちですが、実際には起業のチャンスは何度もあります。

たとえ事業が失敗しても、それは終わりではなく、新たな学びと成長の機会です。

こばやし

もし事業に失敗しても、再チャレンジが可能な戦略を練ることが大切です

実際、起業2年目までに廃業する可能性は7割以上と言われています。

一度の事業で、全てのチャンスを無くなってしまうな戦略を避けることが重要です。

転んでも、起き上がれる様に転ぶことが大切です

多くの人が「人生において起業するチャンスは1度あるかないか」のような誤解に囚われがちですが、実際には起業のチャンスは多くあります。

起業時には、全力を尽くすことが大切ですが、資金など取り返しのつかないような、借金を背負った1発勝負のようなことは避けるべきです。

例えば、ネットショップやweb系のコンテンツ制作など、低い初期投資で始められるビジネスモデルは、失敗のリスクを最小限に抑えつつ、ビジネスの基礎を学ぶ絶好の機会を提供します。

また、実店舗が必要な自営業の場合でも、床屋をやるなら1000円カットや、居ぬき物件など、改装費がかからない形態でビジネスを始めることができます。

お金をかけ過ぎなければ、もし失敗しても再起できるチャンスを持ち続けられます

有名な起業家の中にも、何度かの失敗を経験し、そのたびに学び成長しチャンスを獲得してぃた人は数多くいます。

彼らの成功は、ワンチャンスを取りに行こうとはしますが、ワンチャンスに全てをかけているわけではありません

何度も挑戦できる人は、初期投資をかけ過ぎない傾向があります。

私もまったく起業し経営していく中で、お金に苦しむことはなかったとは言い切れないので、自営業になり失敗したお金の悩みをまとめた記事で紹介しています

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